ボーイング787型機では、おととし11月、世界に先駆けて日本で就航しましたが、トラブルが相次いでいます。 国内では去年10月、全日空が運航する機体で燃料が漏れるトラブルがあり、国土交通省が先月、エンジンに燃料を送る配管に不具合があるとして航空会社に緊急点検を指示しています。 アメリカでも先月、南部テキサス州のヒューストンを飛び立ったユナイテッド航空の機体で電気系統のトラブルがあり、目的地とは別の空港に着陸しました。 今月7日にはアメリカ東部ボストンの空港で日本航空の機体のバッテリーから火が出て、アメリカのNTSB=国家運輸安全委員会が原因を調べています。 さらに、ボストンでは翌8日、日本時間の今月9日、日本航空が運航するボーイング787型機で燃料タンクのバルブの不具合で左の主翼の先端から燃料が漏れるトラブルが起きました。 今月13日には日本航空が、成田空港でこの機体のトラブルの原因を調査し