息子、誕生日プレゼントに銃のおもちゃをもらう。 赤外線仕様で、弾は出ずに、ピュピュンっと音が鳴る。 大人も楽しんでいます。
息子、誕生日プレゼントに銃のおもちゃをもらう。 赤外線仕様で、弾は出ずに、ピュピュンっと音が鳴る。 大人も楽しんでいます。
「ウソウソウソ!!だってみんなおへそあるでしょ?取られた人いないでしょ!?」 と慌てて弁解すると「…じゃあ雷鳴っておへそ取られるのもウソ…?」と聞かれた。 普段「こびといるよ」と言っている私。 息子も大きくなってきて、世の中に矛盾が生じてきてしまった。 教育方針がぶれつつあります。
布団掛けて寝ないと、妖怪「へそあつめ」が来るよ。 顔が赤くて、髪がモシャモシャしてて、右手にスコップ持って、左手にバケツを持ってるの。 「へそ出してる子はいねがー…へそ出してる子はいねがー…へそ出してる子はいねがー!!!」って。 と寝る前に即興で妖怪を作って話すと、息子が本気でおびえていた。ごめん。
昨日9日、別冊少年マガジン発売です。よろしくお願いします。 今月号は講談社漫画賞受賞の「どうぶつの国」がセンターカラーです。 雷句先生おめでとうございます! 渡辺「…ねぇ、うち来ない?」
旦那の部屋には、大きな本棚がある。 そこに仕事の本は申し訳程度に置かれ、本棚のほとんどが漫画で占められていた。 『ドラゴンボール』や『こちら葛飾区亀有公園前派出所』など、 男兄弟の中で育った私にも懐かしい漫画が並べられていた。 もちろん読んだことのない漫画も並べられている。 私はその中から『マキバオー』を読んでみることにした。 『マキバオー』は私が子供の頃にアニメで放映されていたので知っていたのだが、 登場人物がなぜか全裸なことに抵抗を感じ、見たことがなかった。 期待をせずに読み始めた『マキバオー』。 しかし予想以上におもしろく、私は夜ごと布団から顔を出して夢中になった。 「ねぇ、僕にも読んでよ」 息子がせがんできた。 絵本の読み聞かせをするように、私は心をこめて朗読をした。 マキバオーは母であるミドリコと離ればなれになった。 マキバオーになりきった私は、嗚咽をあげながら母の名を呼んだ。
ある日。旦那がパソコンの画面を指さして言った。 「おもしろいゲームがあるんだけど」 そこにはCGで作られた競走馬が、本物のレースさながら本馬場入場していた。 リーゼントを頭に生やした馬に暴走族が騎乗していたり、 胴体が通常の2倍はあるリムジン種がいたりと、どう見てもふざけたゲームなのだが、 これが正真正銘JRA公式ゲームだった。 私はこれにはまった。 段ボールでできた馬「ハリボテエレジー」(単勝125倍)が勝つ姿を拝むため、 連日パソコンの前に正座した。 ハリボテ人気は我が家だけにとどまらず、世間を賑わした。 遂にはハリボテフィギュアが登場。 しかも東京競馬場にて無料で配られると言う。 配布日。長蛇の列を予想した私は早起きをし、息子の手を引っぱって競馬場へ向かた。 頼りの旦那はタイミング悪く出張中。 競馬場に慣れていない私は、東京ドーム28個分というその広大な敷地をぐるぐると歩き回った。
ファミコンでちっとも私にコントローラーを持たせてくれなかった次兄も、 大人になって競馬オタクになっていた。 次兄は結婚し、2人の子供に恵まれた。 娘を幼稚園に送った後、そのまま喫茶店に向かう。 コーヒーを飲みながら、競馬雑誌にくまなく目を通した。 赤ペンで埋め尽くされたその雑誌は、1週間と経たぬうちにボロボロになった。 家に帰っては、録画しておいた全ての競馬中継を1.3倍速でチェックした。 ある休みの日のこと。 我が家3人は、次兄の家に遊びに行った。 リビングで次兄がしばらく子供3人の相手をしていた。 そして疲れた次兄は「ちょっと競馬の検討させて」と言い残し、 自分の部屋にぱたりと閉じこもった。 今まで楽しく遊んでいたのに何で…と子供たちは驚き、不満気な様子。 その突然の裏切りとも思える行為に、うちの息子は 「……僕だって競馬見たいのにぃぃぃ!!」 と扉に向かって激しくむせび泣いた。
「絶対損をしないから」 悪徳商法のような台詞を私に言って、旦那は一口馬主を始めた。 我が家の財布の紐は、旦那が握っている。 競馬にいくら費やしているのか、私は全く知らない。 妻としては、愛馬が1勝をあげてくれるのを、ただただ願うばかりだった。
息子もすくすく大きくなり、小学生になった。 そんな彼の趣味は競馬観戦だ。 日曜になると、旦那と一緒にグリーンチャンネルを見た。 旦那がパソコンで検討している間、息子は競馬新聞に目を通す。 まだひらがなもまともに読めないのだが、紙面に書かれた◎や▲の意味は分かるらしい。 「この馬、前走と前々走の成績が悪いのに、何で◎が付いてるの?」 「調教がいいからだよ」 「じゃあさ、こっちの馬は1着、1着と来てるのに、何で◎がないの?」 「地方帰りって言って、今回は相手が強くなるんだよ」 ふんふんとうなずき、ほおづえをつきながら、新聞紙に赤ペンでいびつな○を書いた。 直線での叫びも一丁前だ。 「差せ!差せ!差せ!……あぁ。お父さん、今の審議だよね?」 「審議じゃないよ」 「だって5番、内に寄れてたよ」 子供は親の背中を見て育つもの。 息子は競馬用語を巧みに使い、早くも競馬場のおっちゃんの雰囲気を醸し出して
それから10数年。私は結婚をした。 付き合ってすぐに子供ができ、相手の性格も趣味もよく分からずに一緒になった。 そんな相手は大の競馬好きだった。 大きなお腹を抱えた私は、ひとりで新居を探して歩いた。 やっとのことで見つけた部屋は、西国分寺駅から徒歩20分のところにあるマンション。 引越を済ませ、2人で近所を散策していて気が付いた。 そこは東京競馬場の近くだった。 そうと分かった旦那は、日曜日になると自転車にまたがり、競馬場へ通った。 旦那のその習慣は、息子が生まれても変わることはなかった。 ダービーの日のこと。 私は40度の熱に冒された。 今日だけは子供を見て欲しい。私は懇願した。 旦那は困り果てた。眉間にシワを寄せ、布団に横たわる母子を見つめた。 「……分かった。今日は早く帰ってくる。飲みに行かない。17時には帰ってくる」 競馬場へ行くのかよ…。 「……仕方がないんだよ。席を取っちゃった
私が初めて競馬に触れたのは、小学生の時だった。 当時流行していたファミコンから「ファミリージョッキー」なる競馬ゲームが発売された。 プレイヤーは騎手となり、馬を選んでレースを進めていくのだが、操作は至って単純。 Aボタンを連打してムチを入れるだけというもの。 しかし随所随所に細工が施されており、 コースに落ちている星マークを拾えばエネルギーが一気に上がり、 ドクロマークを踏んだものならば馬はずぶずぶと後退していく。 このシンプルなゲームが、私たち3兄弟の間で大人気となった。 けれどファミコンにコントローラーは2つしか備え付けられておらず、 末っ子の私は必ずのけ者にされた。 長兄が1コンを握りしめ、次兄が2コンを掴み取る。 ケンカをしても勝てないと悟った私は、 いつも兄たちの横でじっとテレビの画面を見つめていた。
今月の『優駿』(競馬雑誌)に旦那が載っていた。 漫画だけ読んでいた私が「君載ってるよ」と言うと、 「えっ?」と旦那はびっくりしていた。
「本屋行ったらさ、『宇宙兄弟』の21巻が売ってたんだけど、 パグのぬいぐるみ…アポちゃんだっけ?が付いてるんだよね。 …そうだなぁ…こんくらいの大きさかなぁ。 うちのパグちゃんの弟にあたるくらいの大きさで。 年はパグちゃんの3つ下って感じ? …そうなんだよ、そしたらうちには同級生がいないんだよ。 アポちゃんがうちに来ても居場所がないっていうか、 ちょっとかわいそうかなって…。 だから迷って今日はとりあえず『宇宙兄弟』買うのはやめといたんだけどね。 で、アポちゃんどう思う?」 知らない。
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