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  • 今福龍太著『レヴィ=ストロース 夜と音楽』(みすず書房)を読む。

    人間の「生」にとって「スポーツとはなにか」を問う。それは「儀礼」なのか,それとも「贈与」なのか。はたまた「宗教」なのか。この問いはどこまでも広く,かつ深い。 今月のはじめに今福さんからこの新著が送られてきた。すぐに拾い読みをして,いきなり衝撃を受けてしまった。わたしがこれまでに読んできて理解したつもりでいたレヴィ=ストロースはいったい別人だったのだろうか,と。それほどまでに,この書のなかに描かれているレヴィ=ストロースは,生き生きとした人間そのものなのである。人間レヴィ=ストロースが忽然とわたしの前に立っている。そんな印象をまず最初にもった。 もうひとつの衝撃は,今福さんの文章が,いつもにも増して美しいのである。読んでいて涙が流れだす。なんだろうか,と考える。西谷修さんのを読んでいるときにも同じようなことが起こる(たとえば,『理性の探求』岩波書店)。でも,それとは内容も質も違う。どこか別

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    little-w 2015/01/19
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