コーナーのタイトルは「あの『妻だけED』座談会から3年半 レスな夫たち、再結集!」。2012年7月号の「しのびよる『妻だけED』の真実!」に登場していた妻だけED男性を再度集めて、近況を語ってもらうというコーナーである。 「妻だけED」とは、言葉の通り「妻に対してだけEDである」ということ。つまり、妻以外の女性とはセックスをしている(もしくはしたい)が、妻に対してはセックスする気が起きない(もしくはセックスできない)ということだ。「妻だけレス(セックスレス)」とも表記されている。 座談会に登場するのはいわゆる「ハイスぺアラフォー」男性。 人材紹介会社勤務統括マネージャー・ミック冨家さん(39歳)、外資系貿易会社勤務関連会社取締役・井川鉄さん(45歳)、映像制作会社勤務取締役・宮原拓人さん(44歳)、外資系人材ヘッドハンター・草壁強さん(41歳)……みな社会的地位もあり、年収も高そうだ。 3
「失楽園」は渡辺淳一が1995年から日本経済新聞で連載していた小説であり、その後映画化やドラマ化されて大きな話題となった。映画では黒木瞳が、そしてドラマでは先日亡くなった川島なお美さんが主演を務めている。 また、不倫することを「失楽園する」と言うことが、当時のサラリーマンや主婦の間で流行したことでも知られている。 「失楽園」とはどんな話なのか 出版社で編集者をしている久木祥一郎は、書道講師の松原凛子と出会う。二人とも既婚者だ。恋に落ちた二人は人目を忍んで会うようになる。二人の関係はどんどんエスカレートしていき、久木はマンションを用意して会うようになるが、それぞれの夫や妻に不貞を知られることになる。知られても止められても邪魔されても、会うことをやめられない二人はやがて…… このように「失楽園」では、通常の男女の出会いとは違った、特別な性愛を求めている。本人たちは純粋な愛を求めているかもしれな
この賞によって世に名乗りをあげた3人の漫画家の歩みをふりかえる集英社新書ノンフィクション『同期生 「りぼん」が生んだ漫画家三人が語る45年』を読んで最初に抱いた感想が冒頭の一行になる。「漫画家」の物語なのに「プロデューサー」とはおかしな話なのはわかっているけれど、そう思ってしまったのだからしかたがない。 本書に登場するのは『有閑倶楽部』『デザイナー』『砂の城』などの大ヒット作を次々に生み出し、少女漫画界に不動の地位を築いた一条ゆかり。いち早く「レディースコミック」の分野を切り拓く一方で、その作品群以上に漫画家・本宮ひろ志の妻として有名なもりたじゅん。そして、男性作家でありながら少女漫画誌で勝負に挑み、その後少年誌・青年誌に舞台を移しながら『甘い生活』など数々の“コメディ&お色気”という独自路線を生み出した弓月 光の3人。それぞれが自叙伝形式で、漫画家を目指した経緯、「第一回りぼん新人漫画賞
「マジで!? まだわからないんですか? 俺、シーザーさんはわかってくれると思ってた…」 今日の幾原邦彦はいつもと違う。映画館いっぱいの観客にはほとんど目もくれず、J・A・シーザーを真剣な瞳でじっと見つめながら、うんうんと頷いている。 「アニメーション監督」というよりも、「大ファン」だ! 一週間で寺山修司の映像作品28本を一挙上映する「寺山修司◎映像詩展」が、4/13~4/19まで渋谷シネクイントで行われている。寺山修司の没後三十年・パルコ劇場開場四十周年に合わせた企画だ。一日の上映終了後にはトークイベントが行われており、4/18のゲストはJ・A・シーザーと幾原邦彦だった。 J・A・シーザーは、寺山の劇団「天井桟敷」のメンバーで、寺山作品の音楽を担当していた人物(※ちなみに純日本人)。寺山の没後は「演劇実験室◎万有引力」主宰となり、現在も多く公演を行っている。幾原邦彦は、『少女革命ウテナ』『
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く