2018年10月26日のブックマーク (1件)

  • 月々のノルマのように男達とご飯に行くことを辞めた|大木 亜希子

    私は、焦っていた。 ずっと、決まったパートナーがいないという事実に。 思い返せば、数年前からだと思う。 そのころ周囲では、経済的に安定したイケメンとタレント仲間が付き合いはじめ、同棲などを始めていた。 女子会では「How are you?」の代わり「それで、あの男とどうなった?」という言葉が、常套文句として使われるようになった。 周囲の女友達がこれだけ男性と関わっているのだから、早く私も「その波」に乗らなければいけない。 そして女子会では良い話題を提供し、公私共に順調な日々を送らなければいけない。 半ば強迫観念にも近い気持ちが、芽吹きつつあった。 ■ 2015年。私は、そんな思いを抱えながら25歳になった。 タレント業と平行してライター業も行うようになり忙しさが加速したことで、男性との良縁が離れていっている気もしていた。 中途半端に正義感があるから、仕事の手は一切抜けない。 けれど、男性と

    月々のノルマのように男達とご飯に行くことを辞めた|大木 亜希子