米Adobeのプラットフォーム事業部において、デベロッパ向けツールのプロダクトマネジメントを務めるGreg DeMichillie氏 2008年11月、Adobe LabsにFlash 10やAIR 1.5の活用の幅を大幅に広げる可能性をもった興味深いプロジェクトが登場した。Adobe Alchemyがそれだ。Adobe Labsは実験的な研究プロジェクトを擁しており、Alchemyはそうしたプロジェクトのひとつ。今回、Adobe Systemsのプロダクトマネジメント担当ディレクターを務めるGreg DeMichillie(グレッグ・デミチリー)氏にAlchemyの詳細を聞く機会を得た。Alchemyはどうやって誕生したのか、AdobeはAlchemyをどう捉えているのか、同氏の話から概要をお伝えしたい。 Adobe Alchemyは、簡単にまとめるとLLVMのActionScript
Adobe Alchemy 2008年7月、C言語で開発されたアプリケーションやPythonスクリプトがFlash Playerで動作するようになったという報告が複数のブログに掲載されていた。どうやらこの取り組みは一時的なものでも噂でもコンセプトプルーフでもなかったようだ。 Adobe LabsにAlchemyと呼ばれるプロジェクトが登場した。噂されていた内容がそのままプロジェクトになっている。 AlchemyはC/C++で開発されたコードをActionScript仮想マシン(AVM2)で動作するコードにコンパイルするための研究プロジェクトコード名。C/C++で開発された既存のライブラリをFlash PlayerやAdobe AIRで動作するWebアプリケーションから活用できるようにすることを目指している。Flash PlayerやAdobe AIRのポテンシャルを一気に向上させる可能性が
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