セキュリティ企業が実施した調査によると、Windowsを狙った攻撃ではJava JRE、Adobe Reader / Acrobatなどの脆弱性が悪用されるケースが大半だった。 Windowsがウイルスやマルウェアに感染するのは、Java JRE、Adobe Reader/Acrobat、Adobe Flashのアップデートを忘れたことが主な原因となっている――。デンマークのセキュリティ企業CSIS Security Groupが実施した調査でそんな実態が判明した。 CSISはユーザーのPCをウイルスなどに感染させるために攻撃者が使っているエクスプロイトキット50種類以上について、3カ月にわたってリアルタイムでデータを収集した。ウイルス感染の85%は、こうしたエクスプロイトキットを使ってソフトウェアの脆弱性を突き、ユーザーが知らないうちに感染させる「ドライブバイ攻撃」により発生しているとい
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