インテルは、2006年11月15日にクワッドコアを採用するサーバ向けプロセッサIntel Xeon 5300番台を発表した。サーバ向けデュアルコア製品を2005年10月11日に投入しているので、約1年でデュアルコアからクワッドコアへ進化したことになる。いまのところ、2007年中にクワッドコアからオクトコア(8コア)に移行する計画はないようだが、1つのプロセッサ・パッケージ内に実装されるコアの数は増えていく傾向にある。 1つのプロセッサ・パッケージに実装されるコア数が増えることで、これまでのIntel Xeon(デュアルプロセッサ対応)とIntel Xeon MP(4ウェイから32ウェイ対応)の関係がより一層複雑になっていく。例えば、クワッドコア採用のIntel Xeonのデュアルプロセッサ構成と、デュアルコア採用のIntel Xeon MPの4ウェイ・サーバではコア数が同数になり、性能的に