2017年前半に正式リリースが予定されている「Java EE 8」では、どのような機能強化が行われ、それによってエンタープライズJava開発はどう変わるのか? スペック・リードのリンダ・デミケル氏が解説する。 Java EEの最新版であるJava EE 7がリリースされたのは2013年7月のこと。それから2年が経過した現在、JCP(Java Community Process)では次期バージョンとなるJava EE 8のリリースに向けた作業が進められている。Java EE 8は2014年8月に「JSR 366」として正式に仕様策定がスタートし、最初の提案(JSR Review)は満場一致で承認された。果たしてJava EE 8ではどのような機能追加や拡張が検討されているのか? 米国オラクルで長年に渡ってJava EEの開発を牽引し、JSR 366のスペック・リードも務めるリンダ・デミケル氏

