特定の色を有する物体を検出する方法と、検出後に生じるノイズの除去を紹介する。具体的には、赤色の交通標識を想定し、その検出の予備的処理に応用できる。 概要 ここで紹介する内容は二種類の異なった画像処理からなる。最初に紹介するのは、原画像から、特定の色(ここでは赤)を持った物体を抜き出す方法で、天候や日照、順光や逆光の条件などによる色の変動を許容する必要があり、画像をRGBに分解して、その比率から特定の色を判定する。二番目は、上記で得られた画像から邪魔なノイズを除去する方法で、一旦膨張させて小さな穴を埋め、次に収縮させて元に戻すモーフィング処理を使用する。ただし、ここで用いた例では、顕著な効果は期待できなかった。 赤の検出方法 明暗に影響されずに、特定の色を検出するには、RGBをHSV(HSBや HSIなどとも呼ばれる)に変換して、hue(色相)、saturation(彩度)、valu
回転や明度変化に不変な特徴量として,階調重心ベクトル(各濃度領域をベクトル化したもの)を用いて照合を行います。
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