movie | 予告編を観てぜったい好きとひとめぼれしたので観に行ってきました*1。北欧のとある街の群像劇。軍楽隊を中心としたちょっとツイてない住人達の物語。うす曇り空のやわらかい光のもと、それぞれの孤独を抱えたそれぞれの靴音が静かに、印象的に、響き渡る。音楽もとてもすてきだ。特に賛美歌がいい(でもサントラ無いの…)。ひたすらアングルを固定したカメラで住人達を無表情に、ユーモラスに*2映し出す。時折住人達はカメラにむかって自分の夢や、悩みを語ったりもする。演じるのは一人を除いて全員素人である。ところどころよりそうように犬が登場するのもすごくいい。学校や絨毯店、精神科、祝典や葬儀、床屋や会議室。裁判風景や電気椅子。いろいろな日常の風景。なかでもここに出てくるバーがとてもすばらしいと思う。この店にみんな自分を見つめにやってくる。干渉するわけでもなくただお互いを見守ってる。鐘を鳴らしながらマスタ