池沢昇 (東京の図書館をもっとよくする会事務局) (管理人注:以下の記事は、宮本さんからのこちらの発言に対してのものです) 宮本さんからご質問を受けていますので、東京の図書館をもっとよくする会の考えと個人として思うところについて述べます。 東京の図書館をもっとよくする会は、1996年、特別区人事委員会(23区人事委員会)が特別区職員労働組合連合会に、司書の職名を持つ図書館員が定年でいなくなることから、司書の職名を廃止すると提案したことを契機に発足しました。司書の職名廃止に反対し、図書館の専門的知識を持ち、図書館に熱意をもつものを図書館員に採用する仕組み、司書職制度の確立をめざすという方針は今日も一貫しています。 今の会の活動の中心は、東京23区に広がっている図書館窓口等の委託や指定管理者制度に反対する活動になっています。これは、当初の方針を転換したのではなく、司書職制度以前の問題として、図