自転車で走行中に、前輪が脱落して重傷を負ったのは、自転車に設計上の欠陥があったからだとして、この自転車の輸入元の会社に損害賠償を求める訴訟が起こされました。報道各社がニュースとして取り上げています。共同通信の記事から引用します。 「輸入自転車に欠陥」と提訴 車いす男性「早く対策を」 イタリア「ビアンキ」ブランドの自転車で大けがをし障害が残ったのは車体の欠陥が原因だとして、茨城県つくば市の元会社経営中島寛さん(61)が5日、輸入元の「サイクルヨーロッパジャパン」(東京)に約1億6千万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。 原告側の鈴木周弁護士は、ビアンキ社や台湾にある車体製造元などがサイクル社側として訴訟に参加する可能性があるとしている。 中島さんは現在、車いすの生活。東京・霞が関の司法記者クラブで、壊れた自転車を脇に記者会見し、サイクル社などがこれまで補償などに応じていないとした上で「提訴