ときとしてゲームプログラマーの間でも紙芝居型のノベルゲームがゲームに属するのかどうか議論の対象となったりする。 私は広義の「ゲーム」を次のように定義すればどうかと思うんだ。 与えられた制約条件を満たす解を求める行為のこと。 この意味において、「x + 1 = 2 のときの x の値について求める行為」は紛れもなくゲームである。 「先月は外食をしすぎたから今月は食費は3万円以内でやりくりしなきゃ」も間違いなくゲームである。 このように考えていくと我々の生活シーンで見られるほとんどの行為が実は広義の「ゲーム」に属することがわかる。人生はミニゲームの集合体なのだ。 また、この制約条件が厳しいほどゲームとしては難度が高く、難度が高いほうが脳をより動かさないと解けないので、高度なゲームである。一般的に言って、適度に高度なほうがゲームとしては面白い。 すなわち、 「先月は外食をしすぎたから今月は食費は