青森県東通村の沖合を航行していた海上自衛隊の護衛艦が、定置網に絡まって動けなくなり、潜水士が海に潜って網を取り外すことにしています。 21日午前2時半すぎ、海上自衛隊の護衛艦「おおよど」(2000トン)が、青森県東通村の沖合を航行中、スクリューに網が絡まって動けなくなりました。 その後、日の出を待って状況を確認したところ、左舷のスクリューが、沖合に仕掛けられた定置網に絡まっていました。 護衛艦は現在も動けない状態で、今後、潜水士が海に潜って網を取り外す作業を行うことにしています。 海上自衛隊によりますと、「おおよど」は、青森県むつ市にある大湊基地の第15護衛隊に所属していて、およそ120人の乗組員にけがなどはありませんでした。 航行中は定置網やブイなどに接触しないよう、操舵室で複数の乗組員が監視しているということで、自衛隊は、定置網を見落とした可能性もあるとして状況を調べています。 また、