アメリカのIT企業「アップル」が、来週にもタブレット端末「iPad」の新型モデルを発表するのではないかという期待から、アップルの企業価値を表す時価総額は、日本の大手電機メーカー8社の時価総額を合わせた額の3倍を超える40兆円余りに拡大しました。 28日のアメリカのナスダック市場でアップルの株価は、前日より1.8%上昇して、535ドル41セントとなり最高値を更新しました。 この結果、アップルの企業価値を表す時価総額は4992億ドルとなり、日本円で40兆円を超えました。 これは、「日立製作所」や「パナソニック」、「ソニー」など、日本の大手電機メーカー8社の時価総額の合計の3.7倍に上ります。 過去には、IT企業「マイクロソフト」が、1999年に時価総額が6000億ドルに達するなど、アメリカの企業では5社が時価総額で5000億ドルを超えたことがあります。 アップルは、去年8月、石油大手「エクソン