塗りつぶされたWeb2.0の余白と「いい話」の時代の終わり 昔はよかったという話ではありませんが、Web2.0ブームの時代、Webには大きな余白がありました。「可能性」と言った方が具体的かもしれませんが、要は「よくわかんないところ」です。少々ポエティックに言い替えれば「夢」とか「希望」としても許されるかもしれません。 「先のビジネスモデルはよくわからないけど、とりあえず面白いことを始めたよ」という人や企業が持て囃され、とにかく新しいこと、面白いことが評価されました。 ところが今や、その余白は実際の成功事例と失敗事例で塗りつぶされました。勝ちパターンが明らかになり、そこにうまく乗れた企業や個人が台頭し、一方で「面白い」のあたりに留まった人たちは途中で取り残され下り坂気味になり、また何もしなかった人たちはそのまんま……というのが、現在のWeb界隈の状況ではないかと思います。 こうした空気の
グリー<3632>は、本日(4月9日)、HTML5のゲーム開発エンジン「Mithril(ミスリル)」を独自で開発するなど高い技術力を有するWizcorpと資本業務提携を行うと発表した。同日、Wizcorpの実施する第三者割当増資を引き受けて、145株を取得した。 グリーでは、2012年4~6月にグローバル市場でシームレスなアプリ提供が可能になる「GREE Platform」の展開を進めているが、今回の提携は、そのキーコンテンツとなるスマートフォン向けソーシャルゲームの開発力を世界中でさらに強化するため、と説明している。 今回提携したWizcorpが提供する「Mithril」は、node.jsをバックエンドに用い、フロントエンド・バックエンドともにJavaScriptのみで開発できるHTML5ゲームエンジン。今回の提携で、グリーは、Wizcorpの技術力を活かしたソーシャルゲームをグローバル
グリーは3月23日に開発者向けカンファレンス「GREE Platform Conference 2012」を開催した。同カンファレンスでは、グリー代表取締役社長の田中良和氏が世界戦略について語っただけでなく、同社の提供する「GREE Platform」の具体的な展開についてもアナウンスだれた。 GREE Platformは、グリーが国内で展開してきたソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「GREE」と、2011年4月に買収したゲームプラットフォーム「OpenFeint」を統合した世界規模のゲームプラットフォーム。現在そのユーザー数は1億9000万ユーザーに上る。 既報のとおり、これまでコンソール機向けのゲームを中心に提供してきた大手ゲームメーカーが参入することを発表しているほか、ヨーロッパやアジア圏のゲームメーカーも参入を発表している。 このような状況を踏まえ、グリー執行役員マーケテ
グリーと電通、グローバル展開で包括的業務提携 ~ グローバルでのプロモーション、コンテンツ開拓、ベンチャー投資などで連携 ~ グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中良和、以下「グリー」)は、株式会社電通(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員:石井 直 以下「電通」)とグローバル事業において包括的に業務提携することを基本合意しました。グリーが運営するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」のプロモーション展開のほか、コンテンツ獲得やベンチャー投資など幅広い業務で連携していきます。 グリーは、2011年1月に米国子会社を設立して以降、世界各国での子会社設立、有力なグローバル企業との提携など、世界最大のソーシャルプラットフォームの構築を目指し、グローバル展開を加速させています。一方、電通はグローバルビジネスの強化・拡大を推進しており、現在では世界28カ国に
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