スマートフォンやソーシャルサービスの流行は、ソフトウェア・技術者にとって大きなチャンスである。自分で作ったアプリを公開して他人に使ってもらうという機会を大幅に増やしてくれるからだ。実際、これらのプラットフォームの上では、日々無数のアプリケーションやサービスがリリースされ、その数は増え続けている。ソーシャルネットワーク/SNSの大手であるGREEも、そのような技術者にとっての活躍の場の1つとなっている。 今回はグリーのCTOであり開発本部長を務める藤本真樹氏と、同開発本部 エンジニアの佐島豊氏に、現在のIT技術者を取り巻く環境や、同社が技術者の採用に取り入れた「Interviewstreet」、同社が情報処理学会と共同開催するプログラミングコンテスト「SamurAI Coding」などについてお話を伺った。 ■ 技術者が個人として活動できる文化になってきている ――プラットフォームを提供して