【86カ月目の福島はいま】〝TOKIO騒動〟で考える。「福島県産を食べない」は風評加害か?「避ける自由」封じられた学校給食。「実害」言い続ける農家も 2018/05/12 12:04 原発事故後の〝風評〟を払拭しようと、「ふくしまプライド農林水産物販売力強化事業」の一環で、2012年からCMやポスターなどで「福島の野菜はうまい!」とPRしてきたアイドルグループTOKIO。刑事事件(不起訴処分)で1人が脱退したが、福島県知事の〝即決〟で継続起用が決まった。一連の〝TOKIO騒動〟で再び連呼された〝風評〟。果たして福島県産の農林水産物を買わない、食べない選択は風評加害なのか。改めて考えてみたい。本来は食べるも食べないも自由。被曝リスクを心配する人もしない人も同様に尊重されるべきだが、現実の社会はそうなっているだろうか。 【〝風評払拭〟に使われた学校給食】 「風評?まだまだあるよ。福島の食べ物は