愚かしい俗世間いや 17歳女子。現在、高校に籍を置いているものの、ろくに通わず、のらくらと半ば引きこもりの生活を送っている。家庭はいわゆる中流階級で、哲学好きの饒舌(じょうぜつ)な父と、野蛮な母、下にはいまどきの弟と妹がいる。 私の心境について書こうと思う。正直、生きていくことを放棄しかけていて、厭世(えんせい)観にさいなまれることも少なくない。周りを見渡せば、愚かしいことばかりで、俗世間から離れたくなる。困ったことに、単純な感情に突き動かされることが出来ず、あれこれと考え込んでしまう。夏目漱石の小説を読むことが唯一の救いです。 周囲の人たちは何かと心配して、押し付けがましく説法してくるが、互いに無駄な神経を使うなら、そっとしておいてくれる方がありがたく感じてしまう。 そんなこんなで、頭がこんがらかった糸の様になってしまった。先が思いやられる。何か助言をお願いします。 (千葉・C子) まる