パキスタン・カラチで、「名誉殺人」に抗議する人権団体の活動家たち(2008年9月3日撮影、資料写真)。(c)AFP/Rizwan TABASSUM 【6月19日 AFP】パキスタン北東部パンジャブ(Punjab)州で、妊娠中の女性とその夫が、結婚に反対する親族に拉致された後、銃で撃たれて死亡した。警察当局が19日、明らかにした。パキスタンでは親が認めない相手との結婚などで家族の名誉を汚したとして主に女性らが殺害される「名誉殺人」が後を絶たない。 地元警察幹部によると、アクサ・ビビ(Aqsa Bibi)さん(22)とシャキル・アフメド(Shakeel Ahmed)さん(26)が殺害されたのは15日、同州シクリワラ(Thikriwala)村の近く。運河に流された2人の遺体が発見されたという。アクサさんは、殺害された当時、妊娠中だった。 2人は共に地元の薬局で働き、4年前に結婚式を挙げていた。
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