ロックに政治的メッセージなんていらないんだ!というよくわからない声が盛り上がってますが、ロックの源流を探れば“火の玉ロック”ジェリー・リー・ルイスやプレスリーなど必ずしもメッセージ性があったわけではなく、とまれそのルーツをさらに辿れば当然ながらフィールドハラーなどをベースにしたとされるブルースなどに行き着くわけですからメッセージ性は強くなる。 社会性、政治、思想。 どう言い換えても 「エンタメに現実的な事象を持ち込んでほしくない」 という声は日本のエンタメの根本がモラトリアムだからだろう。 日本で売れてる楽曲のほとんどには個人主義的な愛や恋。 そこに現実的社会的政治的な主義主張はいらない。 「逢いたくて恋しくて震える」と歌うなら共感しても「あの中産階級のガキどもをぶちのめすために*1」と歌えば聞き手は限られる。 【スポンサーリンク】 パンク 日本においては、1960年代安保の折りにフォーク