2013-05-10 【日記】ラノベ批評のお話 大学の時、批評の授業を受けていた。 その授業は「批評とはなんぞや」ということを教える授業で小林秀雄氏のテキストを見ながら、 「批評の意味」を考える授業だった。 社会に出ても未だに思い出す授業のひとつだ。 なぜこのようなことを思い出したかというとラノベ批評という言葉を最近耳にするからだ。 ====================================== 最初に言っておくと、私はラノベ批評に関しては好意的だし、賛成だ。 ただラノベの批評というのは、私もかれこれ15年近く読んでいるがとてつもなく難しい。 何故かという、あらゆる「文化や価値観」を知る必要があるからというのがその理由の一つだ。 これに対して「そんなまさか」と思う方もいらっしゃるだろう。 しかし、現在のライトノベルはまぎれもなくそのような多様性をはらんでいる。 その多様性をな