お笑い芸人「世界のナベアツ」から昨年3月、落語家に転身した桂三度さんが3日、東京・品川で開かれた寄席で高座デビューした。 かつて「3の倍数と3が付く数字のときだけアホになる」というネタで人気を博した三度さんは、冒頭、「もう落語家になりましたので、桂さぁ~ん度とは言いません」と客席を沸かせた。 演目は自作落語で、大阪に恐竜とUFOが出現したニュースを見た一家が、どちらを見物に行くかでもめる「お出かけ」を披露した。 終演後、三度さんは「落語って本当に難しい」と言いながらも「楽しんでできました」とデビューを喜んだ。(共同)