皆さん、こんにちは。タカウエ(@Akira_TAKAUE) です。 前回では都市風景・建築・土木構造写真における昼間長時間露光撮影における序論として、その魅力や表現の可能性についてお話させていただきました。 今回から昼間長時間露光撮影の具体的要素へと徐々にお話のテーマを移させていただきたいと思います。 長時間露光とは 長時間露光とは、一般的にまさに読んで字の如く数秒から数分、ときには数時間など比較的長い時間シャッターを開けて撮影を行う手法です。 特に夜景撮影ではこの定義に対して直接的に当てはまることとなり、或る暗い被写体を正確に撮影することにおいて、ISO感度と入光の関係から技術的に必要となる撮影手段です。 例えば、なんら副次的効果が考慮されていない都市夜景撮影を主たるテーマとした場合、カメラ設定を「F8 / ISO100」と一般的な設定とした結果、露光時間が「15秒」となった撮影において
