受賞者コメント この度は準大賞に選んで頂きありがとうございます。評価頂いた一色まこと先生、編集部の皆様、そして担当様に心から感謝申し上げます。今回、表現したいものに対して自分の技量が追いついていないとひどく痛感したので、頂いた講評を糧に精進していきたいと思います。もっと、もっと面白い漫画を描きたいです。 一色まこと氏講評 書きたい事が伝わってくる作品。「子供がかわいそう」という言葉はとても無責任でひどい言葉だと改めて感じた。ただ、いくら子育てを妻に任せていたとはいえ、子供のアレルギーという大事な情報を母子手帳を見ないとわからないのは父親としてどうなのか。妻の死が突発的な事故によるものでもないのに、母子手帳の置き場所を知らなかったりとリアリティの面に問題があると感じた。父として非難されても当然の状況なのに、それに八つ当たりする様もあまり共感できない。AIの最後の言葉は本人の声の録音でもよかっ