中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。 そこには各中学の「こんなチカラを持った子どもを育てたい」というメッセージが込められています。 では、この駒場東邦中学校の社会の入試問題には、どういうメッセージが込められていたのか、解答・解説と、日能研がこの問題を選んだ理由を見てみましょう。(出題意図とインタビューの公開日については更新情報をご確認ください。) 解答例 例1 政党が重視し実行しようとしている公約と、国民が関心を持ち、選挙のときに重視した公約には、ずれがあるから。 例2 国民が選挙で投票する時に判断材料にする公約は、政党のかかげる公約のすべてはなく、一部であることが多いから。 解説 資料1からは、5割以上の人が「景気対策を」、5割近い人が「年金」「医療・介護」を投票するときの判断材料にしており、多くの国民の関心が上位3つに集中していることが読み取れます。この
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