4歳のときに両親が離婚、父方の祖母に育てられた 19歳で東京理科大学に進学するが、 役者を目指し、わずか3週間で中退 養成所のレッスンに通いながら 横浜の魚市場でアルバイトを始めた ある日、総菜屋に配達に行ったとき、 「美味そうだな」「何だ兄ちゃん腹減ってんのか?」 声をかけてきたのは総菜屋の店主:塙さん 貧乏だったムロの姿を見かねて、 アジの天ぷらと おこわをご馳走してくれた その日以来、毎日 ご飯を食べさせてくれるように 「いつか役者で売れたら恩返しします」 「役者でなんか食っていけねぇよ!一握りしか成功しないんだ、だからお前なんか役者なんか辞めて安定した仕事をしろ」 この言葉が逆にムロの心を動かした いつか一人前になっておじさんに認めてもらう その後は、劇団を転々とするが、全く売れない日々 どんな役でもいいとオーディションを受けるが、 25歳まで全て書類審査で落ちた それでもムロは、