アイセイ薬局は、グループ内調剤薬局30店舗で、電子お薬手帳アプリ『おくすりPASS』と連動した「薬物治療管理プラットフォーム」を11月20日から導入。2015年度中に全店舗で同システムを稼動させ、薬剤師と患者の服薬状況データを共有。より適切な服薬指導などを目指す。 5月よりApp StoreとGoogle Playで公開されているおくすりPASSは、10月末時点で総ダウンロード数は3127件にのぼる。ユーザーは、おくすりPASSのデータをシステム導入店舗と共有し、患者・店舗・医療機関の間で服薬履歴などの情報が共有されることで、処方薬の飲み忘れ防止や、処方内容の的確化、治療成績の向上などを期待できる。 これまでのお薬手帳は、手のひらサイズの“紙版”が主流だった。自分が服用する薬の名前・量・日数・使用法に加え、副作用歴、アレルギーの有無、過去にかかった病気、体調の変化などを記入できた。 “電子