Erlangでは、「死ぬこと=プロセスをクラッシュさせること」の解釈/意義/価値観が、他の言語とは随分違います。潔<いさぎよ>く死ぬことが推奨されていますが、これは責務の放棄とは違います。 内容: 事故や災害への対処は個人ではなくて企業や社会が行うべき 正常と異常のはざま 例外を使うのは例外的? 多プロセス並列プログラミングと例外 潔さと無責任は違う -- 武士道プログラミング ●事故や災害への対処は個人ではなくて企業や社会が行うべき Erlangの書き方や文化で、なかなか馴染めないのが「異常時の処理を書かない」という方針です。 多くのプログラミング言語のコードでは、次のような分岐をしばしば見受けます。 if (正常条件) { 正常時の処理; } else { 異常時の処理; } switch (値) { case 正常な値_1 : 正常時の処理_1; break; case 正常な値_2