北海道札幌市で2022年4月4日、死骸で回収されたキタキツネが高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)に感染していたことが確認されました。 環境省によりますと、哺乳類の高病原性「鳥インフル」への感染が確認されたのは国内で初めてです。 高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは、3月31日に北海道大学が札幌市内で回収したキタキツネ1頭の死骸です。 札幌市内で3月29日、死亡した野生のハシブトガラスの死骸が回収され、北大が遺伝子検査したところ、5羽が感染していたことが確認されました。 さらに、北大が3月31日、ハシブトガラスの回収地点付近でキタキツネの死骸を回収し、独自に検査したところ、感染が確認されました。 5羽のハシブトガラスについても、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出され、札幌市内で初の感染確認となりました。 高病原性鳥インフルエンザウイルスは、ニワトリなどにうつると致