白石と黒石を使って碁盤の上に石を置くゲーム。オセロとはちょっと違うんだよね。そういえば昔おじいちゃんがやっていたような……。囲碁に対する多くの人の印象はこんな感じだろう。なんとなく知ってはいるけど、実際はよくわからない人が多い。そんな囲碁の世界が今、8年ぶりに日本人棋士が世界一になったことで、盛り上がりを見せている。 6月下旬、休日の昼下がり。日本中の囲碁ファンがテレビにかじりついていた。日本の囲碁のプロ棋士・井山裕太九段が世界一を賭けて戦っていたのだ。 解説の棋士の一言に一喜一憂するファンたち。その熱気と興奮はまるで、日本がサッカーのワールドカップ決勝に勝ち進んだかのようだった。 テレビ囲碁アジア選手権。日本・中国・韓国、それぞれのテレビ棋戦の優勝者・準優勝者が集まり、世界一を決める戦いである。日本は1989年の第1回から1994年の第6回大会までこの大会で6連覇していた。その後、中韓の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く