愛知県知立市のソーラーシステムメーカーから「屋根の上に載せて太陽の熱で水を温める、太陽熱温水器は愛知県発祥ですがあまり知られていません。地元が生んだ技術をもっと知ってもらいたいです」と投稿がありました。 太陽の熱でお湯を作る「太陽熱温水器」は、かつて一大ブームを巻き起こした技術です。しかし現在は「太陽光発電」に取って代わられ、あまり見かけなくなりました。役割を終えたかと思いきや、調べてみるとその意外な実力が、脱炭素の“切り札”としての可能性を秘めていることが分かりました。 ■冬でも家全体が20度以上の暖かさ…『太陽熱温水器』でぽかぽかの家 三重県桑名市の加藤さん一家。3年半前に新築したという家に入ってまず感じるのが、その“暖かさ”です。 妻: 「(冬場でも)裸足。裸足の方が気持ちがいいので」 【画像20枚で見る】太陽光発電でなく熱を熱のまま利用…『太陽熱温水器』脱炭素の切り札となるか