東京都千代田区に設置された自衛隊大規模接種センターの受付 (c)朝日新聞社 (週刊朝日2021年6月11日号より) 5月26日に開かれた東京五輪・パラリンピック組織委員会の理事会。理事の一人である小山有彦(くにひこ)東京都議はこう訴えた。 【地域別】接種率2位以降はこちら 「あらゆることを想定して、再度の延期要請も検討すべきではないか」 理事会で再延期や中止について意見が出たのは初めて。だが、武藤敏郎事務総長から明確な回答はなかったという。小山氏を直撃すると、会議の内容をこう説明した。 「私の提言に対し、武藤氏は『競技場や選手村の確保に問題があり、再延期は難しい』との説明でした。また、中止や再延期を決める権限は組織委員会にはないということで、会議は終わりました」 小山氏の提言は“黙殺”されたが、大会中止を求める声は高まり続けている。それでも、菅義偉首相は強行開催の姿勢を崩していない。 そこ
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