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ブックマーク / note.com (52)

  • マンガの引用と著作権について書いてみる|金田淳子|note

    先日、noteメッセージで以下のようなリクエストを頂戴しました。(大意) 「私もブログでマンガの感想を書きたいと思っています。マンガの画像の引用が、著作権侵害にあたらないようにするためには、何に気をつけたらいいでしょうか。出版社から訴えられないような引用の方法を教えてください。」 このリクエストにお応えし、「マンガについての感想、批評の記事」を想定して、「マンガの著作権を侵害しないような引用の方法」と、私の個人的な心構えについて書きたいと思います。 ※ご注意※ 私は法律の専門家ではないので、「確実にこれでOK」とは断言できません。 (1)著作権侵害は親告罪 まず前提として重要なことですが、著作権侵害は「親告罪」です。つまり、権利を侵害された人だけがそれを訴えることができます。権利者が(訴えたら勝てるような)侵害の事実を知っていても、訴えない場合が数多くあり、その背後にはいろいろな意図や商慣

    マンガの引用と著作権について書いてみる|金田淳子|note
  • これはあの子の愛と人生の物語~朝ドラ「半分、青い。」に寄せて|こはろさん|note

    おはよう、世の中! …というわけで朝ドラ「半分、青い。」堂々のグランドフィナーレを迎えました。私にとっては久々に「終わっちゃうの寂しい!」と叫びたい作品でした。場外乱闘に共感論にプラスだマイナスだ等々ありましたが、ファンとして思ったことを書いておきたいと思います。 私はこの話を「普通から少しはみ出た人の、愛と人生の物語」だと捉えました。 ヒロイン鈴愛は「気性と感性は鋭いが意外と凡庸」な女性で、相手役の律は「一見完璧だが臆病で繊細」な男性です。社会の要請する男女像にはまりそうではまらない。この「微妙にずれた」歪さが好きな人にはたまらなく魅力であり、嫌いな人には腹立たしかったのではないかと思います。 思えば鈴愛は、才能を発揮して成功、才能ある夫を支える、地元で起業してささやかな幸せという朝ドラ定番ルートすべてを手放すことになる半生でした。一方で律は「大企業で出世しつつ愛する子を養うよき企業

    これはあの子の愛と人生の物語~朝ドラ「半分、青い。」に寄せて|こはろさん|note
    lotustea
    lotustea 2018/10/02
    鈴愛と律を初め、キャラクターの造形が善人、悪人、妻と夫というテンプレじゃなく複雑な奥行きを持っていたのが斬新なドラマでした
  • 「半分、青い。」というロールシャッハテストの向こう側に「安易に同情させない、美談にしない」という製作陣の覚悟を見た。|surf_and_literature|note

    「半分、青い。」というロールシャッハテストの向こう側に「安易に同情させない、美談にしない」という製作陣の覚悟を見た。 「半分、青い。」が最終回を迎えた。 星野源の「アイデア」が毎朝流れる半年間にどれだけ救われたことだろうか。永野芽郁ちゃん演じる鈴愛がポロポロと切実感溢れる涙を流すたびにともに涙し、自分まで日々のストレス成分が流されたような気になって「よーーし今日もがんばるぜえ!」と思えた美しき日々が、終わってしまったのだ。素晴らしき哉、大人のための少女漫画(大人の女性向け漫画、では決してない)。 「半分、青い。」は壮絶なロールシャッハテストを、毎度毎度日の朝のお茶の間から派生した小さなSNSというコミュニティの片隅に突きつけ続けた。それゆえ、絶賛と大異論反論バッシング大会を同時に生み出し続けるというとんでもないことを成し遂げたドラマでもあった。 正直、途中まではタグでもって他の方の感想ツ

    「半分、青い。」というロールシャッハテストの向こう側に「安易に同情させない、美談にしない」という製作陣の覚悟を見た。|surf_and_literature|note
    lotustea
    lotustea 2018/09/30
    フィクションで震災を語ることについて考えさせられました。震災をいつまでもメタファーで語ると若い世代に伝わらなくなっていきます。直球で切り込んだ今作の勇気を私は評価したいです。
  • 校正のバイトをしててよく直す箇所10選|bxjp

    時々、校正・校閲の仕事をバイトでやっています。主に、文字・文法の間違いを正すのが校正、文章内容の事実関係の間違いを正すのが校閲、です。 校正の仕事の中心は、誤字脱字衍字や助詞(「てにをは」など)の修正ですが、「それ以外も気になったところは赤字を入れてください」と言われる場合があります。そうして見ていくと、たびたび手を入れる箇所、定番の直しというのが浮かんできました。 ここでは文章を書く人に向けて、「別に直さなくてもいいかもしれないけど、気をつけた方が読みやすい文章になるんじゃない?」というのを10コ選びました。ワタシは校正を「文章の間違いを無くす」だけでなく「文章を読んだときの違和感を無くす」ものだと考えています。なので、他の人だったら直さないかもしれないものもあります。あくまで目安として読んでください。先に項目だけ抜き出します。 1. 順接の「が」が頻出する 2. 「も」を使いがち 3.

    校正のバイトをしててよく直す箇所10選|bxjp
  • 「伝説のお母さん」書籍化までの日々と、電子書籍を個人出版にした理由と、その手順とか|かねもと|note

    この作品は、出版社に持ち込んでとか連載があって単行になったとかではなく、Twitterのバズ、つまりはみなさんの応援があっての書籍化作品です。その経緯のためか、反応を見ると当に温かく見守っていただいているなと感じています。また、書籍化したことにより初めてこの作品を読んだ方からの反応も予想以上によくて、驚いています。ありがとうございます。 書籍化のお話についてこの作品は度々話題となって、10件近くの書籍化のオファーをいただきました。とある読者さんのツイートがきっかけで1万件以上のRTがされた2018年2月付近が最も盛り上がっていて、そのタイミングでは帯に推薦をいただいた羽海野先生をはじめ、たくさん方々に読んでもらえました。 でも、書籍化が決まったのはあのタイミングではなく、お話自体はかなり前からありました。この作品を公開したのは2017年4月ですが、最初に声をかけてくださったKADOKA

  • シナリオ『コンフィデンスマンJP』|古沢良太 Ryota Kosawa

    このnoteというサイトを使ってみようと思ったのは、創作物の発表の場としてプラットフォームに出来るかもしれないと思ったからです。 脚や雑文や絵や漫画など思うまま書いたものをここにあげて、楽しんでくださる皆さんとの小さな庭のようになったら素敵だなと。 試みに、連続ドラマ『コンフィデンスマンJP』のシナリオ全10話を有料公開します。 電子書籍での発売も予定しているのですが、noteでは校閲前の、撮影現場で使った台をそのまま掲載します。 誤字や表現の間違いなど、気になるところがあったらご意見ください。 たくさん売りたいとは思っていません。読みやすいノベライズも発売してます。でももし脚を読んでみたいという方がいらっしゃいましたらお試しください。僕は脚を読むのが好きでいろいろ読んで影響を受けたので。 書き手を読み手が直接サポートする仕組みが好循環すれば、お互いに幸せな関係が作れるのではとも思

    シナリオ『コンフィデンスマンJP』|古沢良太 Ryota Kosawa
  • 14歳のときの私は、アラフィフのおじさんに対して「警戒したら悪い」と思っていたなという話。|小池みき

    山口達也氏の事件に対するSNSの反響で、 「その歳なら、男の部屋に行くのがどういうことかくらいはわかったはずだ。うまく断ればよかったんだ」 という意見をかなりたくさん見た。予想はしていたが、かなり攻撃的なニュアンスでそう書いている人も多く、やはりまだまだ「被害者の落ち度を叩く」風潮は強いのだと思わずにいられなかった。 これから、この「中高生だろうと、『女として狙われる可能性』は常に念頭に置いて行動するべきだ」というお説について、個人的に考えたことと、思い出したことを書いてみる。めちゃくちゃ長いので、「100字でまとめろよ」という忙しい人には「子どもに性的ないたずらをするな、ということです」とだけ言っておく。 もう少し説明するなら、私はこの記事を一人の大人として、「責任を負うべきは大人の側である」という意見を表明したくて書いた。 誰のために書いたかというと、「この件について、子どもを責めるべ

    14歳のときの私は、アラフィフのおじさんに対して「警戒したら悪い」と思っていたなという話。|小池みき
    lotustea
    lotustea 2018/05/08
    ほんとその通りです。未成年が選挙権を持ってないのはそういうことですし
  • ケルト世界とアイルランドにおける犬について、そして英雄クー・フランについて――考古学と伝承、神話学の点から|ケルト神話翻訳マン

    ケルト世界とアイルランドにおける犬について、そして英雄クー・フランについて――考古学と伝承、神話学の点から 今年は戌年ですね! もう春なのに何言ってんだと思われるかもしれませんが、今度は当に戌年です。なぜ新年最初のノートでこれを書かなかったのか、自分でもわかりません。 ケルト神話で犬といえば言わずもがな、あのお方です。彼に限らず、ケルト世界において犬は重要な動物です。今回はケルト世界の犬について、考古学、伝承、そして神話学の見地からも少々、お話ししたいと思います。 1.考古学から見るケルト世界の犬現代日では、犬といったらもっぱらペットですが、古来より犬は人類の友として、生活に役立って来ました。 それはケルト人にとっても同様で、特に狩猟犬としての用途で名高かったようです。紀元前1世紀に生まれたギリシアの著述家ストラボンによれば、ローマ支配以前のブリテン島からは狩猟犬がローマに輸出されてい

    ケルト世界とアイルランドにおける犬について、そして英雄クー・フランについて――考古学と伝承、神話学の点から|ケルト神話翻訳マン
  • とんねるずをちゃんと擁護できる人がいない理由|七億ちゃん|note

    B級映画マニアという人々がいる。自分の好きなものを悪し様に言われると大体の人間は怒るものだけれど、例えばB級映画を観た人が「この映画は駄作だ!」と評したとしても、B級映画マニアの方々は怒らないどころかその意見を喜んで肯定することが多いだろう。それは「批判的意見も批評のひとつだ」と言った心の余裕からくるものではなく、そういうものだから魅力を感じるのであって、「その通りだ。だから面白い」と頷くだろう。もちろんマニアも一枚岩ではないしB級がB級たる所以も多種多様なので「駄作だ」と言われれば「B級ではあるがこれはこれで傑作なんだ」と返すマニアだっている。 あえて質が低いものに魅力を見出すということは何も珍しいことではない。質の低いコンテンツを楽しむ人が、質の高いコンテンツを楽しめないわけでもない。あえて質が低いものを選ぶということがあるし、それは様々な要因も働いている。 物事の魅力を理解して、能動

    とんねるずをちゃんと擁護できる人がいない理由|七億ちゃん|note
    lotustea
    lotustea 2017/10/13
  • 【ネタバレ「シン・ゴジラ」】巨大不明生物ゴジラの細胞生理学的考察|Takashi Hamaji

    記事の中で映画ゲーム漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。 稿は映画「シン・ゴジラ」に関するネタバレである。作中に出てきたゴジラ細胞の細胞生物学的な機能とストーリー展開への絡みを、想像力で補完しながら説明してみたいと思う。 (2016/09/14 劇場パンフレットからの引用を追記) 序論空想科学映画としての「シン・ゴジラ」は、類するジャンルの作品同様、様々な科学上のテクニカルタームをちりばめて構成されている。作中においてゴジラは体内に原子炉様の器官を備えて核分裂をエネルギー源とする他、スーパーコンピュータや血液凝固剤、変態あるいは進化、ゲノムサイズや細胞膜、共生細菌としての極限環境微生物の存在など、比較的最近になってとりわけ一般の視聴者にもクローズアップされている科学上のトピックが多く、各々に対するなじみの深さに応じて、かつニヤニヤし、

    【ネタバレ「シン・ゴジラ」】巨大不明生物ゴジラの細胞生理学的考察|Takashi Hamaji
  • 人気のない落語のネタに、新しいオチをつけてみる|七億ちゃん|note

    上方古典落語のひとつに『算段の平兵衛』という噺がある。 この噺、民衆や噺家からの評価があまり芳しくなく、支持を得ることがないまま時の流れとともに演じ手を失い忘れ去られた噺だったのだが、今年鬼籍に入った稀代の天才落語家であり上方落語復興の立役者、三代目桂米朝によって引き揚げられ現代に復活した。 なぜ『算段の平兵衛』は不人気だったのか。それほど酷い噺だったのか。その噺の概要は、簡単に記すと以下である。 庄屋にはお花という妾がおり秘密で囲っていたのだが、その存在を嫉妬深いに知られてしまい、やむなくお花に手切れ金を渡して別れることになる。 さらにお花を村から追い出すことを避けるために、人間関係の仲裁や秘密の問題解決に定評があることから「算段の平兵衛」と呼ばれていた男にお花を娶らせた。 しかし、平兵衛はお花が渡された手切れ金をサイコロ博打などに費やしたため、夫婦はすぐに着るものに困りうに事欠く貧

    人気のない落語のネタに、新しいオチをつけてみる|七億ちゃん|note
    lotustea
    lotustea 2015/05/31
    算段の平兵衛は朝ドラちりとてちんの四草が憧れてるキャラだけど、師匠からなかなかやらせて貰えなかったのは、彼の腕のせいじゃなくサゲのせいだったのだろうか/この中では謎解きVer.が好きです
  • note ――つくる、つながる、とどける。

    クリエイターが文章やマンガ、写真、音声を投稿することができ、ユーザーはそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。だれもが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる雰囲気や、多様性を大切にしています。

    note ――つくる、つながる、とどける。