締め切りギリギリになるまで仕事に手を着けられず、「さすがにもうこれ以上はマズい…」という臨界点に到達すると、不思議なことに自分でも信じられないくらいの集中力が発揮され、これに呼応するように奇跡の巡り合わせが連鎖し、同時にそれなりに多大な犠牲を払って何とか締め切りまでにやりおおせる。 このような「仕事術」は、しかし、必ずどこかで破たんします。この悪しきループから抜け出すにはどうすればいいか? よくある「答え」は、 ギリギリになって慌てなくても済むように、早いうちから毎日少しずつ進めていく。 というものです。 ここには3つ問題があります。 「早いうち」とはいつなのか? 何をどう進めればいいのか? 「少しずつ」とはどれぐらいなのか? 一つひとついきます。 「早いうち」とはいつなのか? これは簡単です。 「その仕事が発生したその日のうち」が「早いうち」です。 ただし、「その仕事が発生した瞬間」であ
本書は一読に値する本ではあるが、物足りなくもある。 難点のひとつは、時間をお金に喩えているものの、その類似点に目がいきいすぎていて、相違点をほとんど無視しているところだ。 もっと大きなもう一つの問題は、「時間の欠乏」という課題に対して、解決策として「スラック」を用意せよ、というレベルにとどまっているところである。日本のライフハックに慣れている人なら「スラック」より「バッファ」という語のほうが馴染み深い。だがいずれにせよ「バッファが大事」だけでは物足りない。 しかしながら「バッファの重要性」そのものは確かなので、「早めに手をつけたいのだがどうしてもそれができない」という方には、一読する価値があるだろう。 欠乏がMPを消耗させる 本書の大半は「欠乏はMPを消耗させ、結果として判断力を狂わせてしまって、ますます(経済的)貧困に当人を陥らせる」という主張とその事例に集中している。 それらの話は面白
以下の記事を読んだのですが、紹介されている事例に触れてふと思い出したことがあります。それは「どうにも仕事をする気が起きない…」というときに仕事を別のあるものに置き換えてみる、というセルフチェック。 » 食後にすぐお腹が空いてしまう人にオススメのダイエット法をご紹介します! 食後にすぐお腹が空いてしまう人にオススメのダイエット法をご紹介します! まず、この記事の内容についてざっくりまとめます。 太る原因は「食べ過ぎ」の場合がほとんど 食べたばかりなのに「まだお腹がすいている」と感じてさらに何かを食べてしまう この「まだお腹がすいている」は、しかし「気のせい」である この「食べたい!」という衝動を抑える必要がある そこでおすすめなのがいま目の前にある食べたいものをブロッコリーに置き換えるという方法 目の前のものを食べる前に「今、目の前のものをブロッコリーに置き換えても食べたいと思うか?」と自問
人間ですから、「調子の良い日」もあれば「調子の悪い日」もあります。 「調子の良い日」には淀みなくスムーズに仕事が片付きます。いつもより多くの仕事がこなせたうえにいつもより早く退社できたりします。 一方、そうではない「調子の悪い日」には仕事は停滞し、メールの返信が遅れ、先送りが頻発し、かけた時間に対して著しく乏しい成果を甘んじて受け入れることになります。 この「調子」という代物、一見すると自分ではコントロールできないもののように思えますが、実は自ら作り出すことができます。 いついかなる時でも一定以上のパフォーマンスを発揮するプロフェッショナルがどの世界ににもいる事実を考えれば。 もしそこに、すなわちプロフェッショナルと非プロフェッショナルとの間に境界線があるとしたら、それは「調子はコントロールできる」と信じられるか否かの一線でしょう。 最近読んだ『スランプに負けない勉強法』という本にはそんな
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