「郡上おどり」は「おどり発祥祭」から始まり、7月16日の八坂神社天王祭や盂蘭盆会(徹夜おどり)を含む「七大縁日」のほか、各町内の縁日にちなんで追加され、現在では30夜以上繰り広げられるロングラン。これら「縁日おどり」でもおどり屋形が出され、お盆さながらの風情を醸し出しています。 郡上おどりにほれ込んだ観光客の中には、多くの人が参加する徹夜おどりよりも、ゆったりと踊れる縁日おどりに合わせて郡上を訪れるという傾向も見られるようになりました。 8月13日~16日までの4日間、徹夜で踊り明かす「徹夜おどり」。現在は20時~翌朝5時までの最長9時間、エンドレスで踊り続けます。4日目のクライマックスには、夜が明けて山の稜線が形を表す頃、賑やかなはずのおどり場の空気がピンと張り、神聖な雰囲気を感じることも。慰霊と供養のお祭りとしての側面を色濃く感じるこの瞬間は「徹夜おどり」の醍醐味です。また、長時間踊り
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