「ギリギリになるまで作業に取りかかれない……」 「何でも後回しにしてしまう……」 こうした先延ばし癖がある人の中には、「自分はなんて意志が弱いのだろう……」と落ち込む人も多いかもしれません。 しかし、医学博士の吉田たかよし氏は、「先延ばし癖は心の弱さから来るものではない」と言います。“癖” という言葉のとおり、先延ばしをしてしまう癖が脳に染みついているだけなのです。 であるならば、先延ばしをする脳の癖をなくせばいいのですが……こうした人たちの脳は意欲が低下している傾向にあるため、「○○しよう」「○○すべき」という言葉が重荷に感じられる可能性があります。 そこで注目すべきは、しないことをピックアップする「しないことリスト」。先延ばし癖を改善するために、何を “しない” べきなのか――これだったら、もっと楽な気持ちで自分を変えていけそうですよね。先延ばし癖を改善するためのヒントを説明していきま
締め切りギリギリになるまで仕事に手を着けられず、「さすがにもうこれ以上はマズい…」という臨界点に到達すると、不思議なことに自分でも信じられないくらいの集中力が発揮され、これに呼応するように奇跡の巡り合わせが連鎖し、同時にそれなりに多大な犠牲を払って何とか締め切りまでにやりおおせる。 このような「仕事術」は、しかし、必ずどこかで破たんします。この悪しきループから抜け出すにはどうすればいいか? よくある「答え」は、 ギリギリになって慌てなくても済むように、早いうちから毎日少しずつ進めていく。 というものです。 ここには3つ問題があります。 「早いうち」とはいつなのか? 何をどう進めればいいのか? 「少しずつ」とはどれぐらいなのか? 一つひとついきます。 「早いうち」とはいつなのか? これは簡単です。 「その仕事が発生したその日のうち」が「早いうち」です。 ただし、「その仕事が発生した瞬間」であ
「プレーンテキスト」がいかに素晴らしいかについては、ライフハッカーでもことあるごとにお伝えしてきましたが、ほとんどの人は、プレーンテキストではなく、専用のToDoアプリやメモアプリ、文書作成アプリなどを使っているようです。 私はいまだにプレーンテキストで何でもやっているのですが、自分がなぜそうしているのか、とくに考えたことはありませんでした。今回あらためて振り返ってみると、携帯性や使いやすさの面で、プレーンテキストがいかに優れているかがよく理解できました。 プレーンテキストを使ったToDoリストがいかに便利かについてはこちらの記事でも紹介していますが、要点はシンプルです。「プレーンテキストならどんなコンピューターからでも読める」 A.txtなるファイルはどこへでも持ち運べて、専用ソフトがなくても読むことができます。また、うるさいアラームもなければ、細かい書式設定もありません。プレーンテキス
今年の一つの挑戦は「本業をもっているブロガーとしてどこまでできるか」その限界をみることでした。 結果についてはそれなりに満足しているのですが、それでもやはり無理が続いたり、自分自身以外の人に負担がいったりと反省することもたくさん起こった一年になりました。 「生産性」について考えるとき、とかく「たくさんの仕事をする」ということばかりに目が行きがちですが、むしろインパクトの大きな仕事を少数行うという方法だってありえます。 このことをシンプルに教えてくれたのが、もう数年前に発刊された Zen Habits の Leo の本、「減らす技術 」です。 私は Leo のブログは時として口当たりのよい言葉ばかり並んでいる気がして敬遠していたこともあるのですが、その素朴な言葉は単純に「正論ばかり!」と切り捨てることができない力をもっていることも認めないわけにはいきません。 今日はその「減らす技術」の根幹を
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