2020年10月1日のブックマーク (1件)

  • おむすびの旅立ち おむすび編 最終回 - 猫とビー玉

    ごめんね 会社から帰るといつものように、リビングから声をかけた。 ダイニングにおむすびが横たわっているのが見えた。 もう一度声をかけた。 おむすびは動かなかった。 駆け寄ると、おむすびは足を投げ出すようにして倒れていた。 冷たくなっていた。 私は声をあげて泣いた。 近所に聞こえるほどの大声で。 誰に聞こえても、もう構わなかった。 声を出して泣いたのなんて、小学生の頃が最後じゃないだろうか。 父や母が亡くなった時も、声を殺して泣いた。 でももう動かないおむすびを前にして、声を殺すなんできなかった。 ごめんね、おむすび。ひとりで逝かせちゃってごめんね。 一緒にいられなくてごめん。 そう繰り返して2時間くらい泣き続けた頃、三太が帰ってきた。 三太は、私のひどい顔と動かないおむすびを見て立ち尽くし、「とうとうお迎えが来ちゃったんだ・・。」とぽつりと言った。 どうしても、お別れは言えない おむすびの

    おむすびの旅立ち おむすび編 最終回 - 猫とビー玉
    love5622kao
    love5622kao 2020/10/01
    えびねさん、お久しぶりです。私がブログをお休みしていて皆様の記事に訪問してたら…おむちゃんの事、ビックリで号泣。えびねさん夫婦にずっと愛されているおむちゃん。いつもお二人をお空から見守ってるはずです。