仏リール(Lille)で撮影されたガラス瓶に入った錠剤やカプセル薬(2012年1月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/PHILIPPE HUGUEN 【7月1日 AFP】気分安定薬のリチウム(lithium)は、うつ病患者の自殺リスクを60%以上低下させるという研究論文が先週、英オンライン医学誌「bmj.com」で発表された。 論文の共著者、英オックスフォード大学(Oxford University)講師(精神医学)のアンドレア・チプリアーニ(Andrea Cipriani)氏によると、リチウムは単極性障害(うつ病)と双極性障害(そううつ病)を治療するために長い間処方されてきたが、その使用は多くの国で減少しているという。 チプリアーニ氏は「リチウムの使用の減少に関して、理由の一つとして考えられるのは、使用が難しい中毒性の薬として精神科医の間で知られるようになったからだろう」とAFPに電子
![リチウムでうつ病患者の自殺リスクが大幅に低下、英研究](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6c74c43b037a282806f7c72c0a13610b280414d0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fd%2F8%2F1000x%2Fimg_d8afd08ab84fe35d4ac160e6b568149e228715.jpg)