3Dプリンタや3Dデータ共有サイトなどに注目が集まる今、自ら3Dモデルを制作したいと考える人も少なくないだろう。プロの現場ではどのように3DCG制作が行われているのか――東京・新宿でこのほど開かれたクリエイター向けイベント「Wacom Creative Seminar」では、「バイオハザード5 Alternative Edition」「バイオハザード6」「FolksSoul」などの有名ゲーム作品のアートワークを手掛けたカプコンの黒籔裕也リードアーティストが登場し、実際の作品制作の様子を紹介していた。 今回披露されたのは、ペンタブレットなどを使って“粘土をこねるように”3Dモデルを造形していく「スカルプトモデリング」と呼ばれる手法。黒藪さんはワコムのペンタブレット「Intuos Pro」とスカルプティングソフト「ZBrush」を用いた3DCG制作の様子を紹介し、会場に集まったクリエイターの注