「人間は 自分は絶対に正しいと思い込んだ時に 最も残酷な事をする」 司馬遼太郎 今も昔も、親は子育てに悩むものです。自分が親に育てられた体験はあっても、自分の子供の教育となると何でも初体験となります。子育てで分からない事があれば、今まで子育てをしてきた自分の親や、子育ての先輩に相談し、育児の悩み事を聞いてもらいながら親として育てられていきます。しかし現代は核家族の生活や、横のつながりが希薄なために、育児書やインターネットが相談役を務めてくれます。もっとも情報が多すぎて何が正しい事なのか分からない事がありますが、その時々の最善の選択をし問題を解決しようと試みます。しかし、思い通りには行かない事の方が多いようです。そんな時、自分自身はどんな姿をしているでしょうか。 私自身も経験のあることですが、他から得られる情報や今までの経験、その時々の善悪の判断で「正しい」と思ったことが相手(子供)に通じな