「死ね」「大嫌い」「バカじゃないの?」 ネットを開けば、こんな批判的な言葉を目にすることがあります。また親の目の届かない子どもの世界でも、SNSなどを通してネットいじめという形で、大人の世界顔負けの誹謗中傷が起きるケースもあるでしょう。 近年ではいきすぎた誹謗中傷に耐えかねた有名人が命を落とす事件もあり、社会問題として改めて注目が集まっています。 人は匿名性が高い場所ほど、受け手の気持ちといったものに無頓着になり、言葉に対して無責任になりがちです。また発言する私たち一人ひとりが、実は誹謗中傷という行為に対して、「これはダメ」という正しい判断軸を持っていないという問題もあります。 「『死ね』とか『殺す』とか過激な言葉を使わなければ、それはただの個人の意見では?」 「言論の自由を押さえつけるのか?!」 といった考えのもと、SNSなどで強い言葉をむやみやたらとぶつけている人もいるのではないでしょ
![SNSの「バカ」「死ね」「大嫌い」は罪に問えるのか?弁護士に聞いた「批判」と「誹謗中傷」の違い(おおしま りえ) @moneygendai](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7284ae59d6d9981448e583f22cd925fc232b8d5c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2F5%2F1200m%2Fimg_95e5ef515b1f13c6322160882ad80f0979075.jpg)