literatureに関するlovelockのブックマーク (7)

  • Pynchon goes to Tokyo

    トマス・ピンチョンが東京にきて真っ先にしたのは、まず国電山手線に乗って五周ばかりぐるぐると、まずは内回りに、それから外回りに乗ることだったという。もちろん、その話を聞いたときには、これがまさかあのトマス・ピンチョンだとは知らなかったもんでで「まあ何と物好きな毛唐かしら」と思っただけだったけれど、考えてみればピンチョンであっても相当な物好きにはちがいないな。とはいえ、これはどこへ行ってもとりあえず路電やバスの終点まで乗ってみるというぼくの習性とも、なんとなく相通ずるものがあって、人の聞くことにまともに答えようとしない変な奴だけど、まあ何とかつきあっていけそうだ。初対面の印象はこんなものだった。 そもそもの発端は、知り合いから「友人が日に行くのでよろしく」と言われたのがことの始まりだった。時は未だ八十年代末、こっちはまだ暇な大学留年生だったし、まあ多少は相手をしてやろうという感じで引き受けた

    lovelock
    lovelock 2007/02/22
    ピンチョンで大いに遊ぼう
  • 無言の日記−五月の庭 高橋源一郎×望月哲男『テクストと読者 ―〈読み〉の在り方を問い直す―』講演会レポート

    1月14日日曜日に開催された講演会に(珍しく)行って来ました。私にとって高橋さんは一連の日文士パロの人、望月さんは『ドストエフスキーの詩学』の訳者さんという認識で、こりゃあ行かない訳にはいかんだろう、ということでお邪魔しました。教室には80名ほどの聴衆。 ■高橋源一郎パート 「日の現代小説は世界一」 しょっぱなから、この講演が早稲田大学文学研究会の中でプレゼンを勝ち抜いて決定したということに「厳正なプレゼンでの審査というのは文学的ではないですね」とか、「僕は〈テクスト〉という言葉が嫌いなんです」とか飛ばしまくりの高橋源一郎さんの1時間程度の語りをまとめました。 ◆ さっそく『百年の孤独 ニッポンの小説』の話に。「文学界」で連載している18回分がまとまっているパート1は「ニッポン近代文学100年の孤独」がテーマということ。あと3年、パート3まである。 「小説について語る」ということの特殊

    無言の日記−五月の庭 高橋源一郎×望月哲男『テクストと読者 ―〈読み〉の在り方を問い直す―』講演会レポート
  • 著者インタビュー<佐藤亜紀先生>

    粗筋: レヴニッツの六人兄弟の末っ子ヨハネスは、「全世界を変えるには、ある一点だけを変えれば十分である」という考えに取りつかれていた。レヴニッツの聖堂参事会員を務める叔父貴の元に転がり込んだヨハネスは、叔父のを読みあさり、またレヴニッツの司教にラテン語や修辞学数学などの手ほどきを受けるようになった。叔父が自らの命を絶った後、大学で神学・哲学・医学も学び、ローマでヘブライ語で書かれた写に出合いかつての夢を思い出す。「世界を覆す一点を探す」ことを。 感想: 「全世界を変えるにはある一点を変えれば十分である」という考えに取りつかれた異端の学僧が主人公ですが、魔術とか妖術の話(質の話かな)は出てくるものの、いわゆる魔法妖術幽霊妖怪の類はまったく出てきませんでした。あ、一人いたか^^; (佐藤さんの膨大な知識知見が詰め込まれていて目眩は起こしたけど:-) 魔術や妖術の質を問い直すことにより、

  • 著名人の本棚を覗く

    人の棚を覗く欲望を満たしてくれる写真集。棚というのは、思考・嗜好・指向・(あるいは試行)を見える化したもの。主婦にとっての冷蔵庫、VIPPERにとっての押入れ奥のようなもの。自分の精神世界をさらけだすことだから、めったなことじゃお目にかかれない。 「棚なんてただの倉庫、積んでおくだけ。そこに私の精神は無い」などと、うそぶく人も確かにいるが、やっぱりその人の棚に顕れている。いっぽう「そんなにありませんよ」と謙遜するのは反語のつもりか!とツッコミ入れたくなるほどのスゴい棚もある。 取材したのは10年以上前のものばかりなので、古さ(というか懐かしさ)があふれる。リストとしての価値は少ないが、著名人の若かりし写真とともに「あの人がこのを!」と発見する喜びを堪能できる。 棚が見たい! まずそのものズバリ「棚が見たい!」──ミもフタもなく即物的だが、わたしの欲望ソノママ表していて◎。こ

    著名人の本棚を覗く
  • Ursula K. Le Guin: Gedo Senki, a First Response

    A First Response to "Gedo Senki," the Earthsea film made by Goro Miyazaki for Studio Ghibli. Written for my fans in Japan who are writing me about the movie, and for fans elsewhere who may be curious about it. Preliminary Note: Very few authors have any control over the use made of their books by a film studio. The general rule is that once the contract is signed, the author of the books is nonexi

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    lovelock 2006/08/15
    ゲド戦記原作者がお怒りの模様
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