ブックマーク / www.enpitu.ne.jp (4)

  • 活字中毒R。

    西原理恵子人生一年生2号』(小学館)より。 (「【土佐女】サイバラ初ガタリ」と題した、西原理恵子さんへの重松清さんのインタビュー記事の一部です) 【重松清:お父さんにいちばん感謝していることって、なんですか? 西原理恵子(以下「サイバラ」);高校を退学になったとき、学校を訴えさせてくれたんですよ。弁護士を用意してくれて。「おまえがどうしても納得いかないんなら、こういう方法もあるから」って。 重松:飲酒による退学処分でしたっけ。 サイバラ:そう。その前に1回停学になってるんですけど、いままでの判例だと、その次は無期停学のはずなのに、一気に飛んで退学になっちゃったんですね。その夜は、友達とスナックで飲んでて、私は先に帰ったんだけど、残った友達が教師につかまって、警察に連れていかれたんです。それが夜の9時か10時頃だったのに、夜中の2時ぐらいまで教師が4、5人で女の子たちを小突いて、トイレに

    lovelovedog
    lovelovedog 2007/01/23
    高校退学させられたことで裁判に出た西原理恵子さんとそのお父さんについて。
  • 活字中毒R。

    『ダ・ヴィンチ』2006年11月号(メディアファクトリー)の長澤まさみさんと赤川次郎さんの対談記事より。 【赤川次郎:『セーラー服と機関銃』はね、なんとなく薬師丸(ひろ子)くんをイメージしながら書いていたんです。彼女が当時、14歳くらいだったのかな? 映画化が決まったときに彼女が演じることになったと知って、大変驚いた記憶があります。 長澤まさみ:そうだったんですね。私にとって『セーラー服と機関銃』は、やっぱり薬師丸ひろ子さんが機関銃をぶっ放して、「カ・イ・カ・ン」と言う、あのシーンのことしか知らなかったんです。だから、台を読んで、なぜ薬師丸さんが機関銃を持ったのか、その意味がはじめてわかりました。「ああ、そういうことだったのか!」って。 赤川:長澤くんは長澤くんの、新しい星泉ができたと思いますよ。 長澤:そう言っていただけて、安心しました(笑)。 赤川;映画から25年も経っているので、こ

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    lovelovedog 2006/12/14
    タイトルが先で、次にキャラ(薬師丸ひろ子)、最後に物語という作りかたをした、という赤川さんの話。
  • 活字中毒R。

    「文学賞メッタ斬り!リターンズ」(大森望・豊崎由美共著・PARCO出版) (大森望さん、豊崎由美さんの「メッタ斬り」コンビと島田雅彦さんの公開トークショー「文学賞に異変!?」の一部です。大森・豊崎両氏の文学賞の「下読み」についての話から) 【島田:1回に何読むの? 豊崎:賞によって違いますけど、たとえば、わたしも前にやったことのある乱歩賞だと80くらいは読むことになりますか? 一次選考で。 大森:そうですね。しかも、今のエンターテインメントの賞はほとんどが長編賞なんで、400枚とか500枚とかのを何十も読むことになる。文芸誌の公募新人賞で1000とか2000とか応募が来るのは、大体100枚くらいの中短編ですよね。それとは全然違って、下読みはエンターテインメントのほうが大変なんです。まあ、全部読むかっていうと……。 豊崎:ざっと目を通せばわかるものも結構あるから。ただ、乱歩賞はちょっと

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    lovelovedog 2006/10/24
    団塊の世代が多いらしいです。面白いのあったら若い人も買うのかな。via RinRin王国
  • 活字中毒R。「結末ナシ」の小説は許されるのか?

    『ダ・ヴィンチ』2006年7月号(メディアファクトリー)の京極夏彦さんと高橋葉介さんの対談記事「『幽』怪談文学賞を目指す方へ〜怪談之怪は、こんな怪談を待っている!」より。 【京極夏彦:僕の長編小説なんかは、ネタ的にはどれも4コマですからね。起承転結というか、まず構造ありきではあるわけで、だから僕は怪談が書けないのか(笑)。ただ、「この人一体何を考えて書いてるんだろう。書いた奴がいちばん怖いよ」という作品も、長編怪談の場合はアリなのかな、と思いますけど。 高橋葉介:ああ、そういうのも読みたいですね(笑)。 京極:投稿作品を読んでると、たまにあるんですよ。これ書いた人には会いたくないなあって作品が。 高橋:しかし短編の場合は『猿の手』のように「よくできていること」が重要です。 京極:そうですねえ。一方で、長編の場合は破綻が魅力になることもありますね。以前、筒井康隆先生とお話させていただいていて

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    lovelovedog 2006/07/03
    「エヴァンゲリオン」は怪談のパターンだったのかも知れず。viaRinRin王国
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