印刷 韓国の各地で15日午後、大規模停電が発生した。エレベーター内に閉じこめられたり、信号機が消えたりと、混乱が広がった。残暑で電力消費が増え、供給が一時停止された地域が相次いだ。 知識経済省などによると、残暑のため全国的に最高気温が30〜34度まで上昇。電力消費量が約6700万キロワットまで急増し、予備の供給力が通常の400万キロワットを下回って供給停止にいたったという。 事前通告がなかったため消防や電力会社に問い合わせが殺到。携帯電話が一時つながりづらくなるなど影響が広がった。(ソウル=中野晃)