日本航空と企業再生支援機構は4日、日航の資本・業務提携先に世界最大の米デルタ航空を選ぶ方針を固めた。 日航はデルタとの提携にともない、所属する航空連合を現在のワンワールドからスカイチームに移籍する。太平洋やアジアの路線で、デルタとの共同運航を増やすことにより、国際線のリストラが大きく進展するなど、日航再建にも一定の効果がありそうだ。 デルタと争っていた米アメリカン航空は、交渉を打ち切る方向で調整に入った。約10年に及ぶ日航との業務提携関係を解消することで、日本を結ぶ国際線事業の縮小を余儀なくされる見通しだ。 デルタは日航に対し、計10億2000万ドル(約940億円)の資金支援をする方針を表明している。内訳は、出資5億ドル、航空連合の移籍にともなう短期的な減収の補填(ほてん)に3億ドルなどだ。コンピューターシステムの変更など移籍にかかる費用も負担するほか、顧客がためたポイントを航空券に交換で
米機内で爆破テロ未遂=ナイジェリア国籍の男逮捕−アルカイダに関係と供述も 米機内で爆破テロ未遂=ナイジェリア国籍の男逮捕−アルカイダに関係と供述も 【ワシントン時事】米メディアによると、アムステルダム発デトロイト行きのノースウエスト便(乗客278人)の機内で25日、男が爆発物に火をつけようとして乗客に取り押さえられた。1人がけがをしたが、同機はデトロイトの空港に無事着陸した。ホワイトハウスはテロ未遂と断定、オバマ大統領は関係当局に対し、航空便の安全管理の強化を指示した。 男はナイジェリア国籍で、ノースウエスト便がミシガン州デトロイトの空港に着陸する約20分前、座席で爆発物を取り出して爆発させようとした。爆発はなかったものの、座席に火が移り、消火器で消したという。 乗客らは到着後、捜査当局から事情聴取を受け、荷物の再検査を受けた。 男は調べに対し、国際テロ組織アルカイダとつながりがあり
4月14日、米デルタ航空とノースウェスト航空が合併へ。写真はミネアポリスの空港に駐機するデルタ航空機(手前)とノースウェスト航空機(2008年 ロイター/Eric Miller) [ニューヨーク 14日 ロイター] 米デルタ航空DAL.Nとノースウェスト航空NWA.Nは14日、合併で合意した、と明らかにした。両航空の合併により、世界最大の航空会社が誕生する。 デルタ航空は、ノースウェスト航空を株式交換方式で取得する。ノースウェスト航空の株主は、保有株1株につき、デルタ航空の1.25株を受け取る。 統合後の新会社はアトランタを本拠とし名称はデルタとする。年間の収入は350億ドル超で、従業員数はおよそ7万5000人。デルタのアンダーソン最高経営責任者(CEO)が新会社のCEOに就任する。 デルタ航空のパイロットは、新会社の株式の3.5%を取得。両社の米国従業員(バイロットを除く)も4%の株式を
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