記事の不正が発覚した広報誌「JR EAST」 JR東日本は29日、社外向け広報誌「JR EAST」6月号で、過去に取材、掲載した大学教授のインタビューの内容を改変して記事にしていたと発表した。外注先の編集者が教授にインタビューを断られたため、捏造(ねつぞう)したといい、教授の名前を偽名にし、本人の顔写真も加工して掲載していた。同誌は今月発行の7月号で休刊を決めた。 JR東や外注先の「ケイオフィス」(東京都渋谷区)によると、男性編集者が早稲田大の浦田秀次郎教授に「インフラの海外展開」をテーマにインタビューを依頼したが、「現在の専門分野と異なる」などとして断られた。 編集者は締め切りが迫っていたため、同様のテーマで6年前に掲載した浦田教授のインタビュー記事に自ら調べたデータなどを付け足し、名前を「浦野正次」とした上で、表情などを加工した顔写真を載せた。 編集者はJR東に「教授がペンネームでの掲