4月18日午後、日本航空(JAL/JL、9201)の羽田発札幌(新千歳)行きJL521便(エアバスA350-900型機、登録記号JA02XJ)が、函館の東約30キロ地点を飛行中に無線機が故障し、管制官と交信できなくなった。新千歳空港へは管制官から「ライトガン」による光の信号で着陸許可を得て着陸した。この影響で同じ機材を使う羽田-札幌線の3便が欠航となり、合わせて約380人に影響が出たが、19日の運航は通常通りだという。 無線機が故障したJL521便は、乗客207人(幼児なし)と乗員11人(パイロット2人、客室乗務員9人)を乗せ、羽田の11番スポット(駐機場)を定刻より16分遅れの午後3時46分に出発。C滑走路(RWY34R)から午後4時2分に離陸した。 新千歳にはB滑走路の南側(RWY01R)へ午後5時31分に着陸し、37分遅れの同37分に到着した。空港南側の苫小牧市付近上空を午後5時8分