パキスタンの国際空港で襲撃事件が相次いでいることを受けて、これまでに外国の2つの航空会社がパキスタンへの乗り入れ停止を決め、現地に進出している日系企業の活動などへの影響が懸念されています。 パキスタンでは今月8日、最大都市カラチの国際空港がイスラム過激派から襲撃され30人が死亡しました。 また24日には北西部の都市ペシャワルの国際空港で、国営パキスタン航空の旅客機が着陸する直前に何者かによって銃撃され、乗客のパキスタン人女性1人が死亡するなど空港での事件が相次いでいます。 こうした事態を受けて、中東ドバイを拠点としているエミレーツ航空は、ペシャワルとドバイを結ぶ週10便すべてについて25日から期限を設けずに運航を停止することを決めました。 また香港を拠点とするキャセイパシフィック航空も、カラチとバンコクを結ぶ週8便の運航を今月30日から停止することを決めていて、治安悪化によって国際航空便が